ほぐしてもすぐ戻る肩や腰の重さ。眠っても抜けきらない疲れ。40代を過ぎたころから、そんな変化に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。Suralitoは、40代からの更年期前後の女性に向けたマシンピラティスのスタジオです。この年代の身体に起きていることを、厚生労働省の調査とふたつの学会の解説で確かめたうえで、ピラティスがどんな運動なのかをあわせてご紹介します。

統計が示していること

まず、運動習慣の数字から。厚生労働省の令和6年「国民健康・栄養調査」によると、運動習慣のある女性の割合は、20代で22.7%、30代で19.5%、40代で17.2%と下がっていきます。50代では26.5%。いちばん低いのが30〜40歳代で、厚生労働省もこの結果を、男女ともに30〜40歳代で低いとまとめています。

身体の自覚症状はどうでしょうか。同じ厚生労働省の令和4年「国民生活基礎調査」には有訴者率という値があり、身体に自覚症状のある人が人口千人あたり何人いるかを示すこの数字は、女性では40代の257.3人から50代の309.6人へ増えます。女性全体では、症状の1位は腰痛、2位は肩こりでした。

運動習慣のある女性の割合。20代22.7%、30代19.5%、40代17.2%、50代26.5%、60代33.0%、70歳以上42.6%
厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」図11をもとに作成

背景には、ホルモンの変化があります

日本産科婦人科学会は、更年期を「閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間」と定義しています。日本人女性の平均閉経年齢は50歳前後。更年期はおおむね45歳から55歳ごろに当たります。日本内分泌学会の解説には、40歳代に入ると卵巣の機能が衰え始め、骨量が減少し始めると書かれています。

Suralitoの出発点

40代・50代は、ホルモンバランスの変化に、妊娠出産を経た身体の変化が重なる時期です。心も身体も、ゆらぎやすくなります。

一方で、街のマシンピラティススタジオは若い層に向けたものが目立ち、この年代の女性がゆっくり通える場所はまだ多くありません。その偏りへの違和感が、Suralitoの出発点になりました。

ピラティスという運動について

ピラティスは、姿勢や呼吸に意識を向けながら、身体の使い方をひとつずつ確かめていく運動です。Suralitoで使うリフォーマーというマシンはバネで負荷を足すだけでなく動きを支えることもできるため、運動から離れていた時期のある方でも始めやすい作りになっています。マシンの仕組みは、別の記事「はじめてのマシンピラティス」でくわしくご覧いただけます。

Suralitoは、この運動を女性専用・完全個室・1対1で行うスタジオとして、2026年10月2日、表参道にオープンします。なぜこの形を選んだのかは、別の記事「完全個室・1対1にした理由」でお読みいただけます。

参考にした資料

厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」19ページ 図11「運動習慣のある者の割合(20歳以上、性・年齢階級別、全国補正値)」 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001603146.pdf

厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/04.pdf

日本産科婦人科学会「更年期障害」 https://www.jsog.or.jp/citizen/5717/

日本内分泌学会「閉経後骨粗鬆症」 https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=51

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